CALENDER

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>

CATEGORIES

archives

2019.07.16 Tuesday

中川政七商店 十三代 中川淳さんの本を読んで・・。

0

     

    中川政七商店 十三代 中川淳氏 の本を立て続けに読みました。

     

    DSC_0067.JPG

     

    この方は300年続く奈良の伝統工芸品を製作、販売する会社「中川政七商店」を自らブランディングすることに成功されました。

    全国の百貨店や東京の一等地でのフラッグショップ・・どこも大人気です。

     

    そしてその経験から、ほとんどが中小企業が担う日本の伝統工芸やモノづくりを存続させていくためには、「ブランディング」することが何より大事だとコンサルティングに立ち上がります。

     

    昨今、「コンサルティング」=「コンサル」という言葉があちこちで普通に聞かれ、時にどこかしら軽く、そしてどこかしらつかみどころのない「存在」であり「職業」であるように思う方も少なくはないかもしれません。

    かくいう私もその一人だと思います。

     

    立派に企業の力添えになり、活躍されている方々もたくさんおられることは事実ですが、その定義はあってないようなもので、どこからどこまでを「コンサルティング」というのが的確なのか、あやふやではないでしょうか。

     

    ただわからないままにもこの方の本を読んでいると、少なくともこの方は「コンサルティング」を名乗りたいわけでも、儲けたいわけでもないことはわかりました。

     

    伝統工芸、モノづくりを商いとしている会社はほとんどが「中小企業」です。

    家族経営であることも珍しくありません。

     

    そんな企業をブランディングして元気にさせる、未来へつなげることを使命とされています。

    さらに言えばきれいごとではない、「儲けさせる」ことこそを目標とされているのです。

    何よりも体力のない中小企業には現実的にありがたいことだと思います。

     

    なのでとにかく自分のもっている経験&ノウハウ、人脈、さらには時間すらも惜しむことなく提供されています。

    人脈さえも自分が培った財産だと、おっしゃる方もいらっしゃいます。

    それはそれで全然間違ってはいないけれど、依頼者のためにはその財産を惜しみなく提供する=いわばここはほぼボランティアに近いですよね。

    自分の持つものすべてをさらけ出して依頼者のために全力を尽くす中川氏はそこがとても男気があるし、皆が次から次へと頼ってくることに繋がっている一番の要因ではないかな、と感じました。

     

    中小企業にとってとてもわかりやすくありがたい例だな、と思ったのは・・

    自分たちの力だけでは依頼することなど絶対できない実績のある有名デザイナーを紹介し、仲を取り持ってあげる。

    メディアに取り上げてもらえるよう豊富なコネクションを全力で駆使する・・・等々・・。

     

    また、ご自分もモノづくりの会社をされているのでわかられることが多い分、中小企業の体力を十分考慮したうえで投資には無茶をさせず、厳選したところにだけお金を使わせることを徹底されています。

     

    こうした「相手は弱小企業である」ことを十分に考慮したうえでのコンサルティングなので、うまくいく実例が後をたたないのだと思います。

     

    また、ものごとに期限を決め、とても具体的な売り上げ目標を設定されるのも特徴だな、と感じました。

     

    たいていは新しい製品を販売したり、新しい事業を起こしたりすると売れるまでには時間がかかっても仕方がない、投資だと思って売れるまでは赤字でも営業をし続けるのが当たり前・・。

    そんな風潮がありますよね。

     

    私もそんな風に考えることもあるし、それもあながち間違いとも思いません。

     

    でも、学生の頃「定期テスト」という短いスパンでの一応の目標があるからこそ、そこに向かって必死で勉強したように、それはビジネスでも同じではないかな、と思うのです。

     

    「いついつまでにこの製品で〇〇売り上げる」

     

    シンプルなのにこの設定ができていない・・私もそうですが・・特に中小企業の経営者には多いような気がします。

     

    なので、まぁまぁ単純な私はこれらの本を読んだ後、簡単な「計画書」を作成してみました。

     

    そうすると・・・3か月後、6か月後・・・計画通りに目標を達成するためには・・まず「今」すべきことがなんとなく見えてきたような気がします(^^)/

     

    さて最後に、ビジネスの面で輝かしい実績をいくつも修められている中川氏ですが、こういうところがいいな・・・と思ったのが・・・

     

    DSC_0069.JPG

     

    見えにくいかも、なので・・。

     

    著書の最後で

     

    「いつも温かく見守ってくれている妻ととびっきりの元気をくれる子供たちに感謝しています。ありがとう。」

     

    と締めくくられています。

     

    こういう言葉って、簡単そうでなかなか書けない・・・。

     

    いい仕事をする方にこういう人って多いような気がします。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


    コメント
    コメントする