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2019.02.04 Monday

機械とのお別れ

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    JUGEMテーマ:女性経営者

     

    先日、一台のNC旋盤をとうとう処分しました。

    調子が悪くなってからも何年もの間、何度も修理を重ね、それでも不具合は完全には解消できなくなり、でもしつこく工夫をしながらなんとかだましだましその機械に働いてもらってきました。

     

    でもとうとう、ほぼ使い物にならなくなり、お別れを決断する時がやってきてしまいました。

     

    DSC_2329.JPG

     

    当社のNC旋盤はすべて森精機社製です。

    その中でもちろん最高齢だったこの機械が当社にやってきたのは今から37年前のことです。

     

    父である社長がこの機械を購入し、昔の工場に搬入されてきたとき、本当にうれしそうだったのを私はまだとても幼かったですが、今でもはっきりと憶えています。

     

    その後、一台だったNC旋盤は37年の年月の間に13台に増え、それぞれ嬉しい出来事ではありましたが、きっとこの一台目の機械の搬入時のときの興奮とは比べものにならなかったことでしょう。

     

    出会いがあれば別れがあり、別れがあれば出会いもある。

    人間関係だけでなく、仕事やこうした設備もそれは一緒です。

    いちいち感傷的になっていたら身が持たないかもしれませんが、初めての機械とのお別れは、とても寂しく感じられて仕方ありませんでした。

     

     

    こうして機械は無事に搬出されたのですが、この機械、37年も思い切り働いたにも関わらず、この後はまたどこか異国の地で活躍することになっているそうです・・・( ゚Д゚)

     

    当社で使いものにならないといっても、まだまだこれで十分だ、というお国もある。

    文化や技術発展のスピードが、今現代になっても国によってこんなにも違うことにとても驚かされています。

    そして、やはり「made in japan」が世界ブランドになることも多いことにも何となく合点がいったような気もしました。

     

    今まさに新事業の立ち上げで目の廻るような忙しさの中、「椿製作所第一号NC旋盤」とお別れをしたことは、ある意味新しい門出にふさわしいような気がしました。

     

    「お別れもあれば出会いもある」

    古き事業に執着するばかりでなく、新しい事業に胸を膨らませる・・・。

    椿製作所はこの気持ちを大切にやっていこうと思います。

     

    DSC_2333.JPG

     

    ぽっかりと穴が開いたようになってしまった第一号機がいた場所。

    5月にはニューフェースを出迎えることが決まりました。

    また「その子」に目一杯働いてもらって、ちゃんとお見送りまですることも一つの目標に、形を変えていきながらも、この会社を大切にしていきたいです。

     

     

     


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